2016年09月23日

 前回に引き続き、タイ事務所スタッフさんに実施した アンケートの回答について話していきます。   まずは、上水道・下水道設備。  

 ①上水道設備  

日本(2014年度)の上水道普及率の97.8%に比べ、タイ(2010年度)は81.9%であり、 そこまで困るという印象は受けません。  

しかし、タイの飲食店では、日本のように無料で水を提供している所が 少ないです。お店で水を飲むとき、注文購入すれば、ペットボトルの水とコップが出てきます。

日本では見たことがない光景でしたので、驚きました。  

日本の上水道は浄水器をつけなくても水道水が飲めます。 それは高度浄水処理を導入しているからです。

これを実施するには、大変なコストがかかります。   そのため、タイではその処理を実施するより、安全な水をペットボトルで売り、 コスト削減しているのです。  

私は、国民のために高度浄水処理を導入し、 飲食店で水を無料で提供するサービス文化を確立するか、 浄水器を普及させることが改善策だと思います。    

 ②下水道設備  

日本(2014年度)の下水道普及率の77.6%に比べ、タイ(2010年度)は9.6%であり、 全く普及してないことがわかります。

タイの下水道普及率は低いですが、現在ではバンコク市内なら40~50%程度の普及率が あります。

  タイは下水道料金がなく、下水道を普及させるのは全て国からのお金だそうです。

不況な中で、お金を環境に費やすのは後回しにされています。

そのため、普及が遅れているのです。  

タイでは、「詰まるので紙を流さないで。」とトイレに表記されています。

便器の隣には、ゴミ箱がほぼ確実に用意してあります。   なぜ紙が詰まりやすいのでしょうか?    

 ①排水管の太さ   排水管の太さが日本(約7.5~10cm程度)に比べて、 どのくらいかはわかりませんが、タイはかなり細いらしいです。    

 ②トイレットペーパーの紙質   昔よりかは日本のような水に溶けやすい紙質に近づいたらしいですが、 原因の一つでしょう。  

スタッフさんに聞いた話だと、現在ではほぼバンコクでは紙を 流しているそうです。

しかし、普及が進んでいない地域は未だに紙を ゴミ箱に入れて処理するらしいです。  

私は、衛生面を考えると普及させるべきだと思いますが、 それなりのコストもかかるため、人気の少ない地域の普及は 急ぐ必要はないと考えました。

まずは、上水道の普及が必要ではないでしょうか。

  次に、公共病院の待ち時間の長さ。  

私は、今回のインターンシップでタイに来ていますが、 なんとインフルエンザA型にかかりました。

 病院に行った時、診察まで時間が1時間以上かかりました。

タイではこのくらいが空いている時の待ち時間だそうです。

日本だと空いていた場合、20分もかからないのではないでしょうか。

 上記の原因は、一人の医者が診なければならない患者の数が多いためです。

2010年度 WHO統計による、人口1千人を診察するのに必要な医者数は 日本の2.297人と比較して、タイは0.393人と非常に医者数が少ないです。

  僕のように、タイの空気汚染や水質汚染などの環境面から、 具合が悪くなったり、体調を崩しやすい人が多く、 タイの病院に行くのも混み合う理由でしょう。   そのため、排気ガスの削減や道端の生ゴミの処理、緑化運動を推進していくことが 環境面の改善に繋がり、患者数を減らすことができると思います。

また、大学に医学部を増設し、医者数を今まで以上に増やしていくべきだと思います。

 

 最後に、開発や導入ができたらもしかしたらビジネスできるかもしれない 面白い回答を紹介します。  

   ①水に浮く自動車

  水陸両用車ではなく、洪水時に一時的に浮くことができる自動車はまだ売られていません。

しかし、2017年9月からの販売を試みている企業もあり、値段は30万baht(100万円)くらいらしいです。

物価は安いのにタイで新車を購入すると、日本より高く、安くて約50万bahtなので驚きです。

このビジネスは需用量が見込まれるため、成功すると可能性は十分あると思います。

  ②ホームカー

現在タイではレンタカーはありますが、ホテル予約しないとレンタカーで遠出できません。

その場合、ホームカーがあれば車内でスペースも取れ、楽に遠出できますし、ホテル予約も必要ありません。

ホームカーをレンタルするビジネスをしたら、需要量は推測できませんが、もしかしたら成功する かもしれません。

 ③車型バイク

タイでのバイクタクシーの利用者は非常に多いです。

急なスコール対策としては、雨を凌ぐ性能を持つバイクなら万全でしょう。

世界ではすでに車型バイクは発明されていますが、なんといっても値段が高いです。

そのため、もっとコスト削減し、タイ人の平均収入に見合った価格で販売したら売れるかもしれません。

  以上が皆さんの回答をまとめたものです。

皆さんそれぞれ違う不満を抱えていることがわかりました。

しかし、まずは交通整理を優先すべきでしょう。   高知工科大学 2016年度 M村

2016年09月22日

 来年には、2018年度卒業生の就職活動が始まる中で、 学校でも少しずつ就職活動の情報が流れています。

 そのため、私自身、「就活の準備をしないといけない」と感じ 就活の流れを調べていて、今回インターンシップで面接に立ち会わせてもらい、 タイの就活について知りたいと思いました。

 日本の大学では2017年卒業生の77.5%(8月末時点)が内々定をもらっています。

そこで、タイの就職活動はどの様に行われているのかを 現地スタッフに質問してみました。

 まず日本の就職活動についてです。

就職活動開始の時期としては、3月とされています。

そのため、ここからエントリーをし始めます。

また、その年度の卒業生は全員が一斉にスタートを切ります。

  そして、就職サイトに登録して企業情報を確認し、 各自が気になる企業にエントリーをします。

エントリーは、一人当たり平均30~40社にします。

そこから企業を絞ってエントリーシートを出していきます。

 一方タイでは、卒業の6ヶ月前くらいから徐々に就活を始めます。

日本人なら、「卒業までに決まらないなんてありえない」 と感じますが タイ人は卒業までに決まらなくても焦ることはないみたいです。

むしろ、卒業後に就職活動を始める人も多いくらいです。

さらに、就活は自分の暇な時にやるくらいの感覚と言っていました。

そのため、自分のタイミングで就活を開始しできます。

人材紹介会社と面接を一度行ってから登録をします。

タイでは、就職情報サイトと人材紹介会社の二つの方法で行います。

また、サイトよりも人材紹介会社を使うことが主流です。

そして、人材紹介会社が企業情報を教えてくれます。  

その後エントリーをして、企業で面接をするというのが大きな流れです。

また、タイでは大学の成績は重視される傾向にあるようです。

 就活の期間は1~3ヶ月程度の短期的なものです。

 

 そして、私がタイの就活において一番驚いたことは 「エントリーは5社くらいしかしないということです。

理由を現地スタッフに尋ねてみましたが、分からないみたいでした。

    そこで、私なりに理由を推測してみました。

まずタイの就職活動は個人でやるため、 会社からの合否結果が遅くても1か月後には出ます。

日本だと、みんなが一緒に試験を受けるため、 採用になるまでに1ヶ月以上かかります。

なので、多数の企業にエントリーをしておかないと、 受けている企業がダメだった場合に後がなくなってしまいます。

  また、タイは国として外国人事業法によりタイ人の雇用を守っている上に、 労働者不足が深刻です。

このことはタイの移民労働者の数が物語っています。

労働許可制度の下、2009年に登録されたミャンマー人、ラオス人、ベトナム人は 1,314,382人 (Thailand Migration Report 2011, IOM Bangkok) です。

外国の労働力に頼らないといけない状況となっています。

そのため、就活生にとって売り手市場と考えられます。

  さらに、少子高齢化が進んでいます。

合計特殊出生率(一人の女性が一生に産む子供の平均数)は、 日本の1.42 (The World Bank:2014年)とほとんど変わらない 1.51(The World Bank: 2014年) になっています。

理由としては、タイにおいて女性の社会進出が活発になており、 女性管理職は、日本が7%なのに対してタイは36%という高水準である ということが考えられます。

    この様な理由から、 タイは失業率1%以下と日本の3%を大きく下回っており、 のんびりとした短期的な就職活動が行われているのではないかと思います。  

高知工科大学 2016年度インターンシップ生 タカハシ

2016年09月21日

 先日、タイ事務所のスタッフさんに「タイの生活で不便なこと、欲しいものは何ですか?」 という質問をしました。

  そこで、たくさんの回答をいただきました。

今回は、その回答について話していきます。

  一つ目は、交通整理。

  バンコクに行って驚くのは、何と言っても日本のGW並みの渋滞です。

その渋滞が毎日です。

  バンコクにおける交通渋滞では、毎日1億5,000万円の燃料が無駄になっており、 タイの経済研究所は渋滞の経済損失額を年間約1,600億円と試算しています。

交通渋滞はデメリットしかなく経済にも大きく影響しています。  

渋滞の理由は、道路数と信号と交通ルールです。

  ①道路数が少ない。  

データは古いですが参考程度に紹介しますと、 日本の2009年の合計道路延長は1,207,867km、道路密度は3.20km/ km²。 タイの2006年の合計道路延長は180,053km、道路密度は0.35km/ km²。

  タイの面積は513,120 km²であり、日本の面積377,972 km²の約1.36倍の大きさに関わらず 合計道路延長は日本の約0.15倍の少なさです。

  バンコクは大通りとそこから枝状に延びるソイという小路で構成されています。

ソイは行き止まりが多く、抜け道が少ないです。

また、バンコクは道路数が少なく交通許容量が160万台にも関わらず、 2012年度自動車登録者数は許容量の4.7倍である752万3,000台に至ります。

つまり、皆が同じ道を運転するため、渋滞が起こります。  

 ②信号の待ち時間が長い、信号の数が少ない。

信号は、対面同士を青にせず、1方向ずつ信号を変えていきます。

このため、差路の数によって待ち時間が長くなります。

さらに、信号の数がUターンが出来る場所が多いので、日本に比べて少ないのも 原因の一つです。

 ③交通ルールが守られない。

また、交通ルールは信号が赤でも普通に自動車やバイクが走り、 バイクタクシーが車間を通り抜け、皆好き勝手に運転しています。

よって、私は、タイ政府が国民総生産における道路整備支出予算割合を 時間をかけて拡大し、現在のようなバンコク中心の放射道路を 日本の東京のような環状道路にしていけば改善されると思います。

また、交通ルール面で、国民性を見直す必要がありそうです。

 2つ目は、公共交通機関。

アンケートでは、日本のような新幹線や快速電車がなく、 公共交通機関が少ないという回答をいただきました。

 現在は高架鉄道や地下鉄が4線路で80駅にて電車が稼働中ですが、 今はまだ便利とは言えないでしょう。

しかし、今後の都市交通計画は凄まじいもので2029年には12路線がバンコク中心に 開業される予定だそうです。

そのため、公共交通機関への不満解消は時間がかかるでしょう。

公共交通機関の建設は、渋滞を緩和するため、経済発展にもつながります。

 3つ目は、銀行。

 ①通帳に備考欄がない。

日本の銀行と違い、振込先を印字する備考欄がないそうです。

印字されないため、タイで同じ商品を商売取引する際には、入金した時間を 相手に連絡する必要があります。

 ②金額の印字ミス。   日本では考えられないですが、たまに金額が違う時があるそうです。

そのため、頻繁に通帳の印字ミスをチェックする必要があります。

それは、タイで銀行システムを発明した人が、初めに名前の印字機能を取り入れなかった為、 そのまま普及してしまい改善が難しくなっています。

 

 上記から、解決策は、年度を決めて、 日本の銀行システム技術を取り入れることだと思います。

日系企業が進出すると両国にとってwin-winになるでしょう。

これもタイのハイテク化につながるのではないでしょうか。

まだ、回答の中の紹介したい不便な点がたくさんありますので 次回は「タイの生活で不便なこと2」でブログにアップします。

高知工科大学 2016年度インターン生 M村

2016年09月19日

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 この時期のタイはスコールが多い。

出国前にその情報しかタイの気候について調べていませんでした。

 ということで、今回はタイの気候の特徴を調べてみます。

まず、タイのバンコクの緯度はN13.44で経度はE100.34。

日本の首都である東京は緯度N35.39で経度はE139.44です。

バンコクと東京の緯度を見てわかるようにバンコクの方が赤道に近いです。

そのため気候区分ではバンコクが熱帯モンスーン気候にあたります

熱帯モンスーン気候は赤道から北回帰線(N23.27)の間、モンスーンの影響を受ける海岸部に分布しています。

特徴として雨季も存在し、モンスーンの影響による乾季があります。

これらの条件からタイの季節は大まかに「暑季」、「雨季」、「乾季」の3種類に分かれています。

「暑季」は3月~5月。この季節は40度に達する日もあり、非常に暑いです。

バンコクの夏季の最高平均気温は34.2度、最低平均気温は25.5度、平均降水量は104.7mmです。

東京の夏(7月~8月)の最高平均気温は30.0度、最低平均気温は22.4度、平均降水量は160.85mmです。

比較すると、東京の夏よりバンコクの夏季は降水量が少なく、カラッとした暑さと言えるでしょう。

また、この時期の東京(3月~5月)は最高平均気温は18.5度、最低平均気温は9.27度、平均降水量126.6mmです。  

そのため、この時期にタイを訪れる方は、日本と気温差があるので熱中症などに気を付けることが大切でしょう。

 「雨季」は6月~10月。この季節に激しいスコールが降ります。

晴れた後は、台風が過ぎ去った後のように視界が晴れて、同時に清々しい気持ちになったのを覚えています。

この時期のバンコクの最高平均気温は32.52度、最低平均気温は24.84度、平均降水量は246.8mmです。

また、東京の最高平均気温は26.78度、最低平均気温は19.34度、平均降水量は179.42mmです。

比較するとバンコクが東京に比べ約1.4倍の雨量があります。

「乾季」は11月~2月。

この季節は雨が降ることが少なく、大して暑くもないのです。

この時期のバンコクの最高平均気温は31.9度、最低平均気温は22.05度、平均降水量は24.25mm。

この時期の東京の最高平均気温は12.05度、最低平均気温は4.55度、平均降水量は62.975mm。

乾季のバンコクの最低平均気温は東京の最高平均気温を上回り、平均降水量も東京に比べ0.4倍の少雨であり、確かに乾燥してると言えるでしょう。

 ここからは現地事務所のスタッフに聞いた気候の話を書きます。

タイでの暑さ対策として、エアコンのない家庭では大きな氷を扇風機の前に置いて、涼しい風を作り出しているそうです。

暑すぎるタイならではの対策ではないでしょうか。

 次は雨季時のエピソードです。

タイでは洪水が良く起こり、その洪水で溜まった雨水で学生が泳いだり、魚を捕まえたりするそうです。

洪水はタイの地形やダムの少なさ、森林減少で保水能力が失われていることが原因になっています。

一番驚いたエピソードは、乾季時のタイ北部の田舎の話です。

12月~1月の乾季時タイ北部のチェンマイの平均最低気温14.75度であり、バンコクの最低平均気温20.9度と比較すると、約6度低いことがわかります。

日本人にとって14.75度は東京の4月平均気温くらいなので少し暖かいように感じそうです。

しかし、日ごろ暑い中で暮らすタイ人からすると、この気温は寒いかもしれません。

家庭や自動車のエアコンに暖房が搭載されてなかったりと、寒さ対策が万全でないのです。

そのため、学校へ行く学生が布団を被って登校したり、焚き火で温まる環境を作るらしいです。

乾季は東京より降水量が少なく、上記の大して暑くもないという表現はタイの一年を通した見解であり、日本人からしてみれば日本の夏と変わらない暑さに感じるでしょう

そこで、今まで過ごした環境が影響して、寒い暑いの感じ方が違うのだと実感しました。

高知工科大学 インターン生 M村

2016年09月19日

 ある日の15時くらいに、急にみんなが休憩所に集まり出しました。

何も知らなかった私は、何が始まるんだろうと近づいてみると、 みんなが、お線香のようなものを持っていました。

私も参加させてもらい、よく分からないまま見よう見まねにやってみました。

日本では線香は砂の上に立てますが、今回はお供え物の食べ物に立てました。

  IMG_0161.JPG を表示しています

その時の写真です

ここで気になったのは、なぜこの儀式を行うのかということです。

朝日ビジネスソリューション(タイランド)は8月初めに引っ越しをしました。

そこで、9月9日9時9分(9はタイにおいて縁起の良い数字)に お坊さんを呼んで儀式を行ったそうです。

 その時に現地スタッフの何人かが、 「誰もいないところから女の人の騒ぐ声」を聞いたらしいです。

  大抵、日本だと空耳だと何もしないことがほとんどで、 やるとしても盛り塩や、お祓いをして霊を追い出すのが一般的です。

しかし、タイ人の現地スタッフによると、 タイでは霊を追い出すのではなく その霊に対して私たちを守ってくださいとお願いするそうです。

タイ人は見えないものと共存していく道を選ぶのです。

    ちなみに、タイで引越しをして、お坊さんを呼ばなかったら 「タイの文化を尊重してくれない企業」として扱われてしまいます。

その結果、従業員が辞めてしまう可能性も。。。

タイ人は国民の94.6%が仏教徒で信仰が厚いため、 仏教に従って儀式を行う必要があります。

海外で仕事をするにあたって、現地スタッフの感情に配慮し、 その国の文化・宗教を理解することは必要不可欠なものだと実感しました。

 

※注意※ この様なことを書くと事務所に近づきたくないと思うかもしれませんが タイ方式に従って儀式をしっかりと行ったので心配はいりません‼

  高知工科大学 2016年度インターンシップ生 タカハシ

2016年09月16日

 先日、インターンシップの一環で日系企業に連れて行っていただきました。

正直、インターンシップ生の私がとても重要なこの会議に参加していいのかと思うような会議でした。

会議に同席して、実際にタイでの経理部門において頭を悩ませているところを見ることができてすごく良い経験をすることができました。

 しかし、会議の中では、専門用語もたくさん出てきて話が分からないところも多くありました。

また、海外ならではの、日本語とタイ語の二ヵ国語が同時に聞こえてくることもあり、不思議な感じがしました。

さらに、どこの話を聞けばいいのか分からず、おどおどしてしまうことも多々ありました。

その状況下でも会議から得られることは多くありました。

 そこで、私が感じたことの中でも特に印象的であった二つのことについて書きたいと思います。

 

 ①会社の問題に対する捉え方

 日本人とタイ人の問題ごとに関する捉え方というのは対照的に近いと感じました。

会議中日本人は「会社を改善していかなければ」と、課題にすごく必死になっています。

そのため、日本人同士のやり取りは、かなり緊迫したものでした。

一方、タイ人は真面目に会議を聞いているのですが、必死に取り組んでいるように感じませんでした。

タイ人同士の会話はどことなく穏やかな雰囲気を感じられました。

訪問した会社が日系企業であるということもありますが、 タイの大らかでのんびりとした国民性と日本の勤勉な国民性が、 ここまで対照的な雰囲気を生み出しているのかと肌で感じました。

 

 ②時間に対する捉え方

 日本では、期限は絶対であり期限を過ぎるというのはあってはならないことです。

しかし、タイでは締切りに間に合わないということは日常的なことであるように感じました。

全てのタイ人が時間に関して適当という訳ではありません。

日本人の中でも、時間にルーズな人がいることと同じことです。

しかし、日本では期限を過ぎることは大きな失敗として扱われます。

一方、タイ人にとっては、ケアレスミスをする感覚に近いように感じました。

 

 私は今回会議に参加して、日本の常識が海外で通じないことを頭では分かっていても、 カルチャーショックを受けました。

高知工科大学 2016年度インターンシップ生 タカハシ

2016年09月13日

 タイは日本に比べて屋台が多いです。

そこで、タイの屋台でペットボトルの水でさえも売られていることをピックアップして考えました。

まずタイでペッ トボトルの水が良く買われている理由を考えてみます。

タイでのペットボトルの水の需要は飲み水や口をゆすぐことが一番の目的と考えられます。

水道水をその まま飲むとタイ人でもお腹を壊す可能性があります。

その原因は水の硬度であったり、水質の悪さです。

よって、タイではペットボトルの水の需要が多いので す。

特に硬水を飲むことに慣れてない日本人にとっては、日本の水の硬度は約50mg/lに比べ、タイの水は120mg/lの水の硬度があり、タイの水道水 は体質に合いません。

では、なぜタイではペットボトルの水が屋台で売られているのか。

なぜ、自動販売機で飲料水を売らないのか。

その疑問を紐解いていこう と思います。

バンコクの街を歩くと日本人はすぐに気づくでしょう、自動販売機の少なさに。

いや、道端で自動販売機を見たか覚えがないくらいです。

コンビニは所々 ありますが、屋台で買った方が手っ取り早いため、売れているようです。

そこで、タイも日本のように自動販売機を多く街中に設置してみてはどうかと考えまし た。

しかし、デパートや一部を除いて、自動販売機を導入していないのは何か理由があり、ビジネスとして上手くいかない危険性があるというのも考えられま す。

自動販売機の導入は、水のペットボトル飲料水の単価が約120円の日本に比べ、タイは約10bahtと格段に安いため、自動販売機本体価格約20万 円と電気代を合わせた支出を収入が上回らないこともビジネス化にならない大きな理由の一つではないかと考えることができます。

 

電気代は省エネを考慮した機 能が自動販売機本体に搭載されていると考えると、稼働率を50%として計算できます。日本の1か月あたりの自動販売機稼働による電気代は、 1.2[kw]×24[h]×30[days]×24[yen/kwh]×50[%]=10,368[yen]。

タイでは 1.2[kw]×24[h]×30[days]×5[baht]×50[%]=2,160[baht]=6,307.2[yen](H28.9.12 18:00為替レート)。

 

これらから考えて、タイでは1か月の電気代を払うのに216[本]の売り上げが必要となります。

さらに自動販売機本体価格の支払いを考えると月の売り上げは途轍もない 本数になることが容易に想定できます。

また、治安が日本に比べ良くないことも理由になるでしょう。

自動販売機が壊されてペットボトル飲料やお金が盗まれた りするのが想像がつきます。

 

今回の調査結果をまとめると、日本は人件費が高いため自動販売機による自動化が進んでいますが、タイの場合は人件費が安いため自動化にする必要があ りません。

また、自動販売機を導入して機械や電気にお金を使うより、屋台でコツコツ売った方が儲かる現実が今回調べてわかりました。

そのため、タイでは自 動販売機が普及していないのです。

タイがさらに経済成長し、人件費や物価が上昇していけば自ずと自動販売機が導入されるでしょう。

高知工科大学 2016年度インターン生
M村

2016年09月08日

 8月初めに、同じビルの18階から20階に移転しました。その後、照明の調整とかマネージャーの椅子の納品遅れ等ありましたがようやく落ち着いたようです。 事務所の広さも、100坪弱と以前の倍になりました。 これからも、きめ細かなサービスを心掛けたいと考えています。 気楽にご相談して頂ければと思います。

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