外国人のWP/VISAの手続(BOI企業を前提)
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外国人のWP/VISAの概要(BOI企業を前提)
外国人のWP/VISAとは、タイ国内での労働許可(WP:ワークパーミット)および入国・滞在許可(VISA:ビザ)のことです(詳細は、コラム「外国人のWP/VISAの基礎知識」参照)。
なお、BOI企業の下でWP取得/VISA延長を行うためには外国人材の資格要件を満たす必要がある。
BOI企業の下でのタイ駐在員のWP/VISAの流れは以下の通りです。
ステップ1:BOIシングル・ウィンドウシステム経由でのポジション取得
↓
ステップ2:日本での就労ビザ(電子ビザ:E-VISA)の取得
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ステップ3:BOIシングル・ウィンドウシステム経由での外国人本人の承認後、労働許可(WP)の取得およびVISAの延長の申請(TIESCでのVISA延長の承認)
なお、ステップ3のWP取得/VISA延長はタイ入国後90日以内に完了させる必要があり、完了しない場合には再度、日本での就労ビザ(電子ビザ:E-VISA)の取得が必要となる点に留意ください。
外国人のWP/VISAのスケジュール
外国人のWP/VISAのスケジュールについて、各ステップごとの想定期間は以下の通りです。
| WP/VISAのステップ | 想定期間 |
| ステップ1:BOIシングル・ウィンドウシステム経由でのポジション取得 | 1ヵ月 |
| ステップ2:日本での就労ビザ(電子ビザ:E-VISA)の取得 | 1ヵ月(3〜4週間) |
| ステップ3:BOIシングル・ウィンドウシステム経由での外国人本人の配置承認後、労働許可(WP)の取得およびVISAの延長の申請(TIESCでのVISA延長の承認) | 1ヵ月 |
ステップ1:BOIシングル・ウィンドウシステム経由でのポジション取得
BOIの投資奨励を受けている企業が、外国人技術者・専門家をタイで就労させる場合、まず、BOIの「Single Window for Visa and Work Permit System」を通じて、外国人を配置するためのポジション(職位)の承認を取得します。
ポジションの申請にあたっては、外国人が就任するポジションの名称、職務内容、必要期間および外国人を当該ポジションに配置する必要性などをBOIへ申請します。
ステップ2:日本での就労ビザ(電子ビザ:E-VISA)の取得
新規法人でWP/VISAを取得するためには、日本(またはタイ以外の第三国)でVISA(電子ビザ:E-VISA)を取得する必要があります。VISAの種類は「ノンイミグラントビザ・カテゴリーB(WORKING):就労ビザ」となります(日本で取得するE-VISAの詳細は、在日タイ大使館のHPから確認できます)。
日本で就労ビザを取得してタイ国に入国した場合、入国日から90日間の滞在許可が与えられますが、この90日のVISA期限内に後述のステップ3の外国人本人の配置承認、WP取得/VISA延長を完了させる必要があります。また、ステップ3の完了前にタイ国を出国する場合、必ずリエントリー・パーミットを申請・取得しておく必要があることもご留意ください。
ステップ3:BOIシングル・ウィンドウシステム経由での外国人本人の配置承認後、労働許可(WP)の取得およびVISAの延長の申請(TIESCでのVISA延長の承認)
BOIのSingle Window for Visa and Work Permit Systemを通じて、ステップ1で承認されたポジションに外国人本人を配置するための申請を行います。
外国人本人の配置申請では、BOIから承認を受けたポジションごとに年齢要件、学歴・職務要件、最低平均月給を含む資格要件(外国人材の資格要件)が、BOIが定める要件に適合しているかについて審査されます。
BOIのポジションへ外国人本人の配置が承認された後に、TIESC(Thailand Investment and Expat Services Center)にてワンストップにて労働許可(WP)の取得およびVISAの延長の申請・承認を受けることになります。
松元 勝彦
代表取締役 日本国公認会計士
大手監査法人で17年、うち10年はKPMG(タイ、マレーシア、シンガポール)にて海外駐在。 東南アジアにおける会計・税務・海外進出支援の実績を活かし、タイ国の日系企業から安心・信頼してご相談いただける会計事務所を目指す。