タイ・バンコクの製造業進出支援・会社登記・会計処理・BOI申請・労働許可証、ワークパミット取得等

タイへの製造業進出

製造業進出の流れ

自社工場建設での手続き
タイに自社工場を建設して操業開始するまでの流れと必要な事務手続きを解説します。
  1. BOI奨励認可の申請
  2. タイ現地法人設立
  3. 工場用地取得
  4. 工場建設
  5. 工場設備・機械導入
  6. 工場操業許可取得
  7. 人材雇用
1.BOI奨励認可の申請
BOI奨励の手続きが4ヶ月程度を要するため、現地法人設立前にタイ現地法人代表予定者の個人名義でBOI奨励の認可申請を最初に行います。
①申請書の作成と提出
②担当官とタイ現地法人予定者の面接
③委員会による案件審査
④BOI内定の受理
⑤奨励証書の受理
※奨励証書を受理するためには以下の条件を整える必要があります。
1.現地法人の設立
2.法人税登録及びVAT事業者登録
3.会社名義の銀行口座作成と日本からの資本金送金
BOIの申請は東京および大阪のBOI日本事務所でも申請が可能ですが、自社スタッフによって慣れない作業をさせるより弊社のようなタイのコンサルタント会社に依頼したほうが期間・費用ともに有利になります。
(人件費の高い日本人が手続きを行うより、母国語で申請書を作成できる人件費の安いタイ人に申請させるほうが効果的)
2.タイ現地法人設立
現地法人設立手続きはBOI申請と並行して行います。BOI認可を受けないと外資100%で行うことが出来ない事業であっても、BOI認可を得るまで活動を行わないという前提で外資100%で設立が可能です。
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自社工場とレンタル工場の比較

自社工場建設かレンタル工場か
タイに製造業として進出するには土地を購入して自社工場を建設する方法と、レンタル工場を借りて操業を行う方法があります。
どちらが有利なのかをいくつかの条件別に比較してみます。
1.外国企業の土地所有制限について
2.工場規模による比較
3.使用年数による費用比較
4.それぞれの利点
1.外国企業の土地所有制限について
タイでは土地売買に関する法律により外国人個人もしくは外国企業の土地所有は制限されていますが、工業団地内の工場用地などについては日本出資100%の企業についても購入することが可能です。
したがって日系企業が自社工場を建設するために土地を購入する場合は工業団地内の土地であることが前提となります。
2.工場規模による比較
工場用地購入に際して用いられるタイでの土地の広さを表す単位として、
ライ (1ライ = 1,600平方メートル) があります。
工業団地公社運営の工業団地もしくは大規模な工業団地で一般的に分譲されている土地は3ライ以上であることが多く、民間の中小企業向けの小規模な工業団地では小さな面積での分譲もありますが一般的に2000㎡以下の小さな工場の場合はレンタル工場が多くなります。逆に工場面積が5,000㎡以上になると、レンタル工場物件が少なく、自社工場建設が多くなります。
3.使用年数による費用比較
ここでは何年以上のレンタルで建設費用と同等になるか比較してみます。
工業団地の土地価格は工業団地の立地 (バンコクからの距離や港などからの距離、主要幹線道路の近くかどうか) によって異なり、1ライ (1600㎡) 当たり200万バーツ~500万バーツとなりますが、土地は資産として価値が残るので、土地購入費は考慮しません。
工場2000㎡の工場建設の場合
工場建設費用 2000㎡ × 2.5万バーツ = 5000万バーツ
工場10,000㎡の工場建設の場合
工場建設費用 10000㎡ × 2万バーツ = 2億バーツ
*建設規模が大きいと建設単価が安くなります
工場2000㎡の工場建設をレンタルする場合
2000㎡ × 200バーツ/㎡ = 40万バーツ/月
1年間のレンタル費用 480万バーツ
3年間のレンタル費用 1440万バーツ
5年間のレンタル費用 2400万バーツ
10年間のレンタル費用 4800万バーツ
工場10,000㎡の工場建設をレンタルする場合
10,000㎡ × 200バーツ/㎡ = 200万バーツ/月
1年間のレンタル費用 2400万バーツ
3年間のレンタル費用 7200万バーツ
5年間のレンタル費用 1億2000万バーツ
10年間のレンタル費用 2億4000万バーツ
※レンタル価格は新築の工場レンタルを想定しており、立地や物件によってはレンタル費用が安くなります。
工場の建物自体も資産として価値があるのですが、資産価値を無視してもレンタル工場を10年借りればほぼ建設費用と同額になります。 実質的には5年以上操業する場合は建設したほうが有利になります。
4.それぞれの利点
レンタル工場の利点
・初期投資がかからない
・工場移転がしやすい
・準備期間が短い (空き物件があれば)
工場建設の利点
・工場レイアウトやクレーン設置などに自由度が高い
・土地や建物が資産なので銀行からの融資が受けやすい
・長期間の操業に関してはレンタルより総コストが有利
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